Bitcoin per Shareは、選択した分母に基づく1株当たりのBTC数量を表す。グロスとネットの指標は交換できない。比較には日付、単位、株式の種類、希薄化のルールをそろえる必要があり、比率の上昇だけでは株主の利益を証明できない。
独自の例では120 BTCを保有し、株式数は6000000。120/6000000 = 0.00002 BTC、つまり1株当たり2000 satsである。1 BTC = 100000000 satsだからだ。2000 BTCでもUSD金額でもない。この比率が株主のウォレットのアドレスや独立した残高になるわけではない。 [Bitcoin.org — Frequently Asked Questions]
StrategyはグロスBPSにAssumed Diluted Sharesを使用し、注記に従って全転換可能商品と株式報酬の転換・交付を仮定する。イン・ザ・マネーの商品だけに限定せず、自己株式方式も使わない。独自の例で実際の株式が100、潜在株式が20、保有量が120 BTCなら、基本株式1株当たりは1.2、仮定した希薄化後1株当たりは1になる。 これは会社が定義するnon-GAAP KPIであり、会計上の1株当たり利益ではない。 [Strategy — Dashboard Notes and Metric Definitions]
独自の例は100 BTCと100株から始める。20 BTCを購入して10株発行すると120/110で約1.0909、30株発行すると120/130で約0.9231になる。両方ともBTC保有量は増えるが、1株当たりの変化は約+9.09%または−7.69%。費用控除後に実際に取得したBTCと採用した分母が結果を決める。 [Strategy — Second Quarter 2026 Financial Results, 30 July 2026]
FASB ASU 2023-08は公正価値測定と保有暗号資産の開示数量を区別する。独自の例では120 BTCと120株を維持しながら、BTC価格が100から60 USDに下がる。BPSは1のままだが、1株当たりのグロスのドル建てエクスポージャーは100から60 USDになる。再測定や旧来の減損処理だけでBTC数量が減るわけではない。売却や実際のコイン喪失は別の事象である。 [FASB — ASU 2023-08 Crypto Assets]
独自の例は100 BTCと100株。2:1の株式分割後は200株となり、BPSは1から0.5になる。10株の保有者は20株を受け取り、持分は10%のまま。過去の数値を調整しなければ、グラフは誤って50%の損失を示す。分割自体は新規資金を調達する株式発行ではなく、企業のBTCを生み出したり消滅させたりしない。 [SEC Investor.gov — Stock Split]
StrategyのNet BPSは別の分子とFully Diluted Sharesを使う。USD資産を考慮した一定の優先請求権を控除し、イン・ザ・マネーの転換は株式数に反映する。すべての資産・負債を網羅する普遍的な純資産価値ではない。独自の簡略例では120 BTCから30 BTC相当の請求権を引き100株で割ると0.9で、グロスの1.2ではない。同じ転換請求権を説明なしに控除と株式転換の両方で扱ってはならない。 [Strategy — Dashboard Notes and Metric Definitions]
グロスBPSはすべての債務や優先権を控除しない。独自の例では20 BTC相当の転換不能債務で20 BTCを追加購入する。100/100が120/100になるが、その債務を引くと他の項目を考慮する前の価値は100 BTCのまま。MSTRはBTCの引換券ではない。BTC Yieldがプラスでも、株価上昇、配当、流動性改善を証明するものではない。 [Strategy — Second Quarter 2026 Financial Results, 30 July 2026]
Strategyや他社を調べる際はSEC EDGARの原本と注記で、BTC数量、測定時点、基本株式と潜在株式、債務、保管方法を確認する。独自の例で月曜日の120 BTCを前月の100株と組み合わせれば1.2だが、現在125株なら正しくは0.96。ある時点の株式数と1株当たり利益に使う加重平均を混ぜてはいけない。日付のある開示は今日の状態とは限らない。 [SEC Investor.gov — Using EDGAR to Research Investments]
理解を深めるには、この項目とあわせて次もお読みください Bitcoin Yield Metric, mNAV, Dilution, Corporate Bitcoin Treasury. 次の項目からも参照されています Dilution, At-the-market offering, Convertible note, Preferred stock.