基本計算では Close から窓の最低 Low を引き、最高 High と最低 Low の差で割り、100 を掛けます。窓には評価対象の足を含めます。結果は範囲内の位置であり、収益率や確率ではありません。追加の平滑化は指標の種類に依存します。
Fidelity は Close と、選択した期間数の最低 Low・最高 High で基本 %K を定義しています。最後の足の High と Low だけではありません。窓が移動して極値が変われば、同じ Close でも結果が変わり得ます。 [Fidelity — Fast Stochastic]
TradingView は範囲を 0 から 100 としています。基本の未平滑 %K では、0 が窓の下限、100 が上限です。最高 High と最低 Low が同じなら分母がゼロとなり、数学上の比は未定義です。 [TradingView — Stochastic]
Fidelity は速い %K と、その移動平均 %D を説明しています。TradingView の遅い種類では基本結果を三期間の SMA で平滑化し、その後さらに平均を作ります。Fast と slow は正確な設定が必要で、生の %K と平滑線を混同してはいけません。 [Fidelity — Fast Stochastic] [TradingView — Slow Stochastic]
TradingView は 20 と 80 を一般的な売られ過ぎ・買われ過ぎの境界と説明します。強いトレンドでは指標がその領域に留まることがあります。境界は相対位置やモメンタムを示すのであって、本源的価値や確実な売買時点ではありません。 [TradingView — Stochastic]
Fidelity は %K と %D の交差や価格とオシレーターの乖離を解釈方法として挙げています。出現だけで将来の反転は証明されません。テスト前に比較する点と、足の確定後に判断するかを決めます。 [Fidelity — Fast Stochastic]
TradingView は RSI 系列にストキャスティクス計算を適用する Stochastic RSI と、価格を直接使うオシレーターを区別しています。計算名の一部が同じでも、データやシグナルは同じとは限りません。設定や結果を入れ替えないでください。 [TradingView — Stochastic RSI]
TradingView は足の確定前に High、Low、Close が変わると説明しています。現在の Close も、窓に含まれる極値も変わり得ます。足の途中の値は確定後と異なる場合があり、過去のチャートは途中の状態を同じようには示しません。 [TradingView — Repainting]
TradingView の戦略ではシグナル、約定シミュレーション、コストを分けます。窓、平滑化、境界の選択はテストするルールの一部です。手数料、スリッページ、overfitting を含めて検討します。%K と %D の組み合わせだけでは収益性を示せません。 [TradingView — Strategies]
同じ Close、異なる範囲
架空の窓は最低 Low 90000、最高 High 110000、Close 105000 USD/BTC です。基本 %K = (105000 − 90000) / (110000 − 90000) × 100 = 75。別の窓では Close と Low は同じで、High が 120000 USD/BTC です:%K = (105000 − 90000) / (120000 − 90000) × 100 = 50。変わったのは範囲内の相対位置で、Close 自体ではありません。追加平滑化をしない生の %K であり、上昇確率ではありません。
理解を深めるには、この項目とあわせて次もお読みください Relative Strength Index, MACD, Timeframe, Technical analysis, Backtesting, Technical indicator.
01八十を超えたら売るべきですか?+
いいえ。未平滑の %K では Close が範囲の上部にあることを意味しますが、平滑線には過去の値も含まれます。強いトレンドは続くことがあります。売却は別のルールで、テストと失敗条件が必要です。
02二つのアプリで値が違うのはなぜですか?+
窓、データ、時間足、%K と %D の平滑化が異なる場合があります。まず fast・slow の種類と全パラメーターを比べます。同じ名前だけでは同一計算は保証されません。