Pay Per Last N Shares(PPLNS)は、ブロック発見時に直近の窓内の作業に応じて所定の報酬を配分するプール方式の総称です。窓の大きさと加重、手数料の扱い、受理条件は実装が定めます。
一つのラウンドを単純に分割する方法と異なり、PPLNS は前回の発見に関係なく直近の share を追跡します。次のブロックでも同じ share が窓に残り、再び配分を受ける場合があります。逆に発見がないまま窓を外れれば、何も受け取らない場合があります。PPS のような受理 share ごとの自動支払ではありません。 [Rosenfeld — PPLNS windows and scoring myths]
最も単純なモデルはプール全体の同じ難易度の直近 N share を使います。可変難易度なら、メッセージを単純に数えず比較可能な作業を表す必要があります。加重単位やネットワーク難易度の倍数を使う方式もあります。したがって N だけでは時間、機器数、一定の転送データ量を表しません。 [Rosenfeld — PPLNS windows and scoring myths]
N=1000 の等しい重みの share で埋まった単純な窓で、ある採掘者が 100 を持つとします。プール手数料後に 3 BTC を配分するなら、取り分は 100/1000 × 3 = 0.3 BTC です。この例はその原資と受理 share を仮定し、補助金が 3 BTC だとも毎日同額が届くとも述べていません。次の発見では窓や取引手数料が異なる可能性があります。 [Rosenfeld — PPLNS windows and scoring myths]
窓を広げると作業の評価がより多くの将来の発見に分散します。短い窓による分散成分を減らしますが、作業が報酬に参加し得る期間を延ばします。プール全体の運の良し悪しは消しません。表示された期待収益は、未報酬の全 share に対する確定した支払請求権ではありません。 [Rosenfeld — PPLNS windows and scoring myths]
参加後は自分の窓内割合が積み上がり、退出後も過去の作業は新しい作業に押し出されるまで一時的に残ります。正しく設計された方式では、その経過は採掘を続けるかに依存しません。断続運転では変動が大きくなり得ますが、各 share の期待価値を失う自動的な罰ではありません。 [Rosenfeld — PPLNS windows and scoring myths]
PPLNS は窓がラウンドをまたぐため、開始時に参加する優位を抑えます。ただし Rosenfeld は単純な固定 N と unit-PPLNS を区別し、難易度やブロック価値の変化に単純方式が弱い場合を示します。パラメーター変更は既存の期待権益を維持すべきです。名称だけで実装の公平さは保証されません。 [Rosenfeld — PPLNS windows and scoring myths]
配分原資は実際に受理されたブロックと公表された取引手数料の扱いに依存します。F2Pool は発見と手数料による PPLNS 変動を明示しています。対して FPPS は見積もりで作業を評価し、PPS+ は手数料だけに PPLNS を使う場合があります。この基準を知らず控除率だけを比べても十分ではありません。 [F2Pool — Payout schemes] [F2Pool — PPLNS reward fluctuations]
ブロック受理、取り分計算、残高への計上、日程と最低額に従う実際の出金を確認します。方式変更は次の会計期間から有効になる場合があり、例えば F2Pool は独自の切替時刻を公表しています。残存窓も含めて変更前後の作業を比較します。PPLNS はプールの支払リスクや採掘者の運転費をなくしません。 [F2Pool — PPLNS reward fluctuations] [F2Pool — Changing payout schemes]
理解を深めるには、この項目とあわせて次もお読みください Mining Pool, Mining Share, Full Pay Per Share, Pay Per Share, Pool Fee, Payout Threshold. 次の項目からも参照されています Mining Pool, Braiins Pool, Solo Mining, Pay Per Share.